黒酢ダイエットの特徴と飲み方

クエン酸の基礎知識

 

伊藤園 黒酢で活性 紙パック 200ml×24本

 

 

黒酢ダイエットは、最近話題のお酢を使ったダイエットの中でも代表的なものとなっています。黒酢というのは長期間熟成させた酢ですから、クエン酸、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酢酸などは、黒酢の熟成期間に応じてますます増えています。

 

従って脂肪を燃焼させる働きをしてくれるクエン酸についてもたっぷり含まれているわけです。クエン酸(枸櫞酸、citric acid)とは柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつとなっています。漢字では「枸櫞酸」と書きますが、枸櫞とは中国産のレモンの一種のことを指しており、レモンをはじめとする柑橘類に多く含まれていることからこの名がついたようです。

 

柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味によるものが多く、梅干しにも多量に含まれています。クエン酸は各種サプリメントの成分として多用されることからもわかるように、クエン酸を摂取すると運動時に嫌気呼吸が起こらないために乳酸が生成されず、疲れにくいとされているのです。

 

従って元気に脂肪燃焼させる条件が揃っているということにもなります。クエン酸は日本薬局方収載品であり、薬局などでも市販されています。クエン酸の塩はカルシウムイオンとキレート結合し、以前は検査用血液サンプルの抗血液凝固剤などとしても利用され、現在でも成分献血時にはクエン酸ナトリウムと共に抗血液凝固剤として使用されています。

 

更には食品添加物でもあり、清涼飲料水を始め各種の加工食品に添加され、最近ではダイエット目的のクエン酸製品が出回るようになっているのです。